仏教の教えを端的に言うと何なのさ

どうも。
空心です。

普段は僧侶をやっております。
一応させていただいております。

で、本日のお題は、
「結局、仏教って一体何が言いたいの」ってこと。

仏教も枝分かれしてさまざま宗派が別れて、
それぞれ教えも異なるようだし、どれが本当なのかわからんと。
そういう声もチラホラ耳にします。

宗派など関係なく仏教に共通する教えとは?

それは・・・

七仏通戒偈

に集約されると思います。

七仏通戒偈って何それ?

sichibutsu NHK「こころの時代」より画像キャプチャ引用

まず読み方は、

「ひちぶつつうかいげ」、
いや、「しちぶつつうかいげ」かな・・

まぁとりあえず、
得意のwikiで調べてみた。

七仏通戒偈

七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)は、仏教で釈迦以前に存在したとされる6人の仏と、釈迦を含む7人の仏(過去七仏)が共通して説いた教えを一つにまとめたとされている偈であり、『法句経』などに収録されている。 上座部仏教及び禅宗に於いて特に重んぜられ、禅宗では日常の読経にも取り入れられている。
 
諸悪莫作(しょあくまくさ) ― もろもろの悪を作すこと莫く
衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう) ― もろもろの善を行い
自浄其意(じじょうごい) ― 自ら其の意(こころ)を浄くす
是諸仏教(ぜしょぶつきょう) ― 是がもろもろの仏の教えなり
 
(「衆善奉行」は漢語訳によっては「諸善奉行」とすることもある。)

 

これ、お経の最後に読むことが多かったんですね。
自分は「諸善奉行」派かなぁ・・・・・・・(どうでもいいね)

宗派によっては、

「諸悪莫作」の前に、
願諸衆生」(がんしょしゅじょう)― 諸々の衆生に願う

「是諸仏教」の後に、
和南聖衆」(わなんしょうしゅう)― 聖衆よ、敬い礼拝しましょう

を付記する場合もあります。
あと読み方も宗派によって癖があるようです。

 

ということで、
悪事を為さず、善行を積みましょう

(これ本当に大事なこと)

これ仏教の教えなり。

 

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