前回に続き、「諭し方」シリーズです。

精神科医であるキューブラー・ロス(1926-2004)と、
余命三ヶ月と宣告されたダギーという九歳の少年、とのやりとりをご紹介します。

出典に関して詳細は思い出せませんが、
確か諸富祥彦氏(心理学者)の書籍で紹介されていた記憶があります。

幼い子どもには、あまりに過酷すぎる死の宣告。
死というものを理解してしまっている年齢だけに、なおさら心のダメージは大きい。

意味を問われる側にも発言の責任が問われます。
最低限、心の傷を癒やすための工夫は必要になるはずです。

果たしてロスは、この究極の問いに対してどのように答えたのか。

以下引用。

ダギー
「大好きなロス先生。あと一つだけ聞きたいことがあります。
命って何ですか?死ぬってどういうこと?
どうして子供が死ななくちゃいけないの?

ロスは答えます。

キューブラー・ロス
ほんの短い間だけ咲く花もあります、春が来たことを知らせ、
希望があることを知らせる花だから、
みんなから大切にされ、愛される花です。
そして、その花は枯れます、でもその花は、
やらなければならないことをちゃんとやり終えたのです。

キューブラー・ロスはこんな人↓

 

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