臨死体験本から考える パラレルワールド説の捉え方③
前回②の続き
さて、前回の記事ではパラレルワールドについて触れました。
さて続きです。
木内氏のように過去にアクセスして取り持った行為は、
今現在にどのように反映されていくのか。
例えば、映画バックトュー・ザ・フューチャーを思い出してください。
主人公が過去に戻って、結婚前の両親とうっかり関わりを持ったがために、
その子供である自分の身体が徐々に消えていくシーンが見られましたね。
実際、あのように過去に戻って為した行いは、
未来の自分へと反映されていくのか否か?
浅はかな知識ではあるが検証してみたい。
人生とは相互に織りなされた宇宙の結晶
①で取り上げました木内氏の臨死体験を参考に考えてみたいと思います。
木内氏が臨死体験時に自身の過去に戻って、
小さいころの自分に向かって声をかけた事は、
木内氏にとっての「現在」であることを踏まえると、
「過去」と「現在」(「未来」も含む)がミックスされた物語が、
まさにいまの人生として展開されていることになります。
バックトュー・ザ・フューチャーの例が起こりえるかどうか、
身体が消えるという演出はともかくとして、
「何がしかの影響がある」という点では当たらずも外れずだと思います。
すべては「いま」この瞬間にすべてがある
パラレルワールド(並行宇宙)とは、
現在・過去・未来、あらゆる可能性が同時並行的に起こっている、ということです。
それは相互の世界の関係性なくしてバラバラに展開されているわけではありません。
並行宇宙は密接に関わっている。
ここは過去現在未来といった時間の観念を一端取っ払わないと理解は難しい。
あらゆることが「いまここ」に内包されている。
あなたが今振り返る過去は、やはり今である。
想像する未来もやはり今でしかない。
常に「いま」しかない。
その「いま」があらゆることを決定づけるのです。
因果応報という言葉があります。
この概念は時間という観念があってはじめて成立するものです。
引き寄せの法則もしかりです。
しかし究極的には「因果同時」でしかない。
「何かを引き寄せたいのであれば、既に引き寄せた状態でいなさい」とは
言い得て妙だと思います。
因果応報という概念の範疇にある引き寄せは、
「渇望」という状態がそこに発生してしまう。
全ては「いま」しかないんですよ?
なぜあえて「渇望」という状態を選択しないといけないんでしょう。
渇望を引き寄せているという迷妄状態に、まずは気づかないといけない。
あなたは「幸福」という状態と「渇望」しているという状態があれば、
どちらを選択したいのでしょうか?
問うまでもないと思います。
幸福がいいはずです。
いまこの瞬間を楽しむ、楽しむことを選ぶ、楽しく「在る」、
これが人生を謳歌するための指針です。
宇宙の理(ことわり)は複雑のようで、実はシンプルでもある。
間違いなく言えるのは、あなたの一挙手一投足が宇宙に影響をあたえるということです。
終わりに
最後は勢いで「生き方」についてまで踏み込んでしまいましたが、
生き方についてはあらためて別記事で書きます。
もしかすると守護霊というのは自分自身なのかもしれません。
ハイアーセルフという方もいるでしょう。
夢枕に現れる、直感、霊聴等は、宇宙からの声であると同時に、自分自身の声なのかも。
この辺りも神秘思想を絡めて、別で考察したい。
追記:
もう一点気になったことを覚書します。
木内氏が「危ない!」と言った声が、なぜ届いたのか?という点。
どういう時に次元を超えてメッセージが届けられるのか、
これも考察対象で。
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