臨死体験本から考える パラレルワールド説の捉え方②
前回①の続き
さて、前回の記事では木内鶴彦氏の臨死体験について触れました。
この本を参考↓
→臨死体験本で考える パラレルワールド説の捉え方①
今回は木内氏の体験談を踏まえながら、
「過去/現在/未来というものが並行して存在するのか否か(今回分②)」、
また木内氏のように、
「過去にアクセスして取り持った行為は、今現在にどのように反映されていくのか(次回分③)」。
私見ではありますが考察してみます。
パラレルワールド(並行宇宙)説とは何か?
考察に入る前に、
パラレルワールド(並行宇宙)説について説明させていただきます。
とはいえ、引用になりますが。
- パラレルワールド
- パラレルワールドとは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。 並行世界、並行宇宙、並行時空ともいう。 「異世界(異界)」、「魔界」、「四次元世界」などとは違い、パラレルワールドは我々の宇宙と同一の次元を持つ。(wikipedia)
魔界でちょっとウケたのですが、
まぁこんな概念であるということで軽くスルーするしましょう。
過去・現在、そして未来までも記憶されている!?
「アカシックレコード」という言葉を聴いたことがあるかもしれません。
宇宙のあらゆる記憶の総体のことです。集合的無意識ともいわれます。
アカシックレコードは現在・過去のみならず、未来をも記憶してあるといいます。
なぜ未来の記憶まであるのか、とお考えになるかもしれません。
私が思うに、
「言語化(創造)できることは、たとえ実現できていなくても未来として既に用意されてある」気がします。
逆に創造できないならば、その未来はまだ記憶(経験)されていないのかもしれません。
哲学者ウィトゲンシュタインの「語りえぬものは沈黙せねばならない」という言葉を思い出しましたが、まさに真理に迫った言葉だと感じます。
過去も未来も書き換え続けられている
今現在も、未来は進行形で形作られ、記憶(経験)されているはずです。
つまり創造出来る時点(可能性を感じることができる時点)で、
未来は既に記憶として経験されていると、私は考えます。
アカシックレコードを読み解くには、時間という概念を一端脇に置く必要がありそうです。
私の思慮が浅いところもありますが、
並行した宇宙が無限に存在しているのかと問われれば、私はイエスと答えます。
宇宙が記憶(経験)したこと全てがレコーディングされ、
並行して今現在も存在している、私はそう思います。
「並行」という表現も正直適切でない気もします。
別々に宇宙があるというよりは、
あらゆる可能性が動的に書き換えられながら、
過去・現在・未来すべてに進行形で反映され続けている。
決して限定された過去・現在・未来があるわけではない。
どこまでが過去で、どこまでが未来かというような論旨は、
あくまでも時間という概念があって成立することで
本来、過去・現在・未来に境界がないところを、
半ば強引に境界を設ける事自体が都合のいい話です。
ですので、いまこの瞬間にあらゆる全ての可能性が内包されている、
そんな抽象的表現のほうがまだ適切な気もします。
言葉では表現がとても追いつかないところです。
並行宇宙説、パラレルワールド、
う〜ん、実にロマンがあるなぁ〜、、
超ひも理論とか、量子論を交えると、
もっと面白い考察が出来るのでしょうが、
そこまで踏み入る気力はありませんm(__)m
ということで、この件は一端お開きとさせてください。
次回に続く
言語という限定的な表現手段で次元を超えた概念を語ることは、
矛盾に矛盾を重ね、なんとか超克しようとする切ない試みであることをご理解ください〜ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
次回は、あっ次回こそは、か、
木内氏の体験談を交えた考察をします。
では!
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