【全3回】①「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」厳選格言まとめ
はじめに
秘儀参入を本気で目指す人には必読の書、
ルドルフ・シュタイナー四大主著の一つ、
「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」、
略して「いか超」の真髄を再読せよ!
シュタイナーはこんな人↓
まずは総評から。
総 評
- 読みやすさ
- わかりやすさ
- コスパ
- 啓発度
- 信頼性
- 即効性
- 実用度
総 評
だからシュタイナーは評価がしづらいんだww
ただ「いか超」は、「自由の哲学」より大分読みやすいはず。
はやく電子書籍版が出ないかなぁ
以下、管理人の空心が気になった箇所だけ引用しています。あしからず。
記事は全3回に分けます。
霊界参入の準備〜開悟
まじめな努力
「秘密知識の伝授を受けるには、それにふさわしい師を方々に探し求めなければならない、と多くの人が信じている。しかし大切なのは次の二点である。第一に、真剣になって超感覚的認識を求める人なら、自分を高次の秘密へ導いてくれる導師を見出すまで、どんな努力も、どんな障害もおそれてはいけないということ。第二には、認識への正しい、まじめな努力が存在するときには、どんな状況の下にあっても、伝授する側がその人を必ず見つけ出してくれるということである。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p23
畏敬の念
「生まれつき畏敬の感情を持っている人、もしくは幸運にも教育によってこの感情を育てることができた人は、後に高次の認識への通路を求める時の用意がすでにかなりできているといえる。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p27
人格を高める
「あなたの求めるどんな認識内容も、あなたの知的財宝を蓄積するためのものなら、それはあなたを進むべき道からそらせる。しかしあなたの求める認識内容が人格を高貴にし世界を進化させるためのものであるなら、それは成熟への途上であなたを一歩前進させる」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p35
非難をせず、長所に目を向けよ
「誰かと出会い、その人の弱点を非難するとき、私は自分で自分の中の高次の認識能力を奪っている。愛をもってその人の長所に心を向けようと努めるとき、私はこの能力を貯える。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p29
内観
「神秘学徒は特定の時間の中だけでも、自分自身を他人であるかのように見做しうる能力を身につけなければならない。批評家の冷静さをもって、自分自身を観察しなければならない。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p40~
役目を引き受ける
「(中略)おそらくこれまでの彼はいろいろな仕事に対して臆病な対し方をしてきた。”もっと私に能力があれば、思った通りの成果をあげることができたのに”という思いにとらわれてきた。今ではもはやこのような考え方ではなく、まったく別の立場から、”できるだけ上手に対処できるように、私のすべての力をこの仕事のために結集させたい”と思うようになる。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p43
真剣さ
「大切なのは特定の時間内にどのくらい進歩したかではなく、真剣に求めるということだけである。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p45~
照応する宇宙
・「(中略)彼はどんな場合にも日々の仕事を遂行する義務から疎遠になったりはしない、ということである。なぜなら自分の為すべき行為、もつべき体験のどんなにわずかな部分といえども、広大無辺なる宇宙の諸事象と関連し合っていることを、彼は今、洞察するようになったのだから。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p49
Stop the mind!
「神秘学徒は特定の事象が何を意味しているか、あれこれ考えることに終始してしまってはならない(中略)事物が何を意味するかを思弁的な悟性の力で決定しようとしてはならない。事物そのものに語らせねばならない。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p58
霊的認識
「霊界で方位を正しく定めるには、感情や思考が感覚界での机や椅子とまったく同じ現実的な事実なのだという意識を身につけなければならない。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p59
社会生活を疎かにすべからず
「(中略)自分の生活環境や社会的義務が許す以上の時間と精力を修行に用いるべきではない。どんな人も、神秘修行のために、社会的な生活環境を一時的にせよ、変化させてはならない。真の成果を得ようとするなら、忍耐をもたねばならない。いつでも、始めてから数分後には行を中止して、静かに日々の仕事に励むことができなくてはならない。そして行についての思考内容が日々の仕事の中に少しでも混入してはならない。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p71
進化への歩み
「多くの人は、神秘学の小道を歩み始めたばかりで、すぐに離れていく。それは自らの進歩の跡に気づけないからである。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p73
「死」の有り様
「(中略)霊的観点からいえば、出生と死とは存在の一つの変化の相であるに過ぎない。ちょうど蕾から花への移行が、外的感覚の前で演じられる一つの変化にすぎないのと同じように。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p81)
善行を積むべし
「神秘学の真理に向かって汝の認識を一歩進めようとするなら、同時に善に向けて汝の性格を三歩進めねばならない。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p83
沈黙を学ぶ
「汝の霊的体験については沈黙することを学べ」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p84)
勇気と大胆さ
「(中略)ふさわしい勇気と大胆さが霊界参入には特に必要なのである。この二つの徳性を発達させる機会を、神秘学徒はいたるところに探し求めねばならない。」
— 《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》p87
【全3回】①「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」厳選格言まとめ ←いまはこの記事
【全3回】②「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」厳選格言まとめ
【全3回】③「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」厳選格言まとめ
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