ほんの些細な変化で、人生は好転していく
はじめに
です。
さて、前回の記事(以下のリンク)
の続きとなります。
今回は私の
「人生のスランプ」脱出記を綴ったのですが、
書いてるうちに、
「読書スランプ」脱出記
とも言える内容となってしまいました。あしからず。
とはいえ、
これで人生が上向きになっていったのも間違いありません。
何かのヒントになりましたら幸いです。
スランプ脱出のきっかけは、ほんのささいな変化だった
これは
「ある一人の男(おれ)」と、「本」との
仁義なき戦いの記録である。
◇
私の場合、いつも塞ぎこんでいるときなどは
必ず「読書」を啓発手段としています。
会社を辞めたばかりの頃、
心身共に疲れきっていた私は、
例のごとく「本」に助けを求めました。
しかし
その時ばかりは読書が進まない。
決して難解な本ではないはずなのに。
読みたい気持ちはあっても続かない。
深いところから意欲が湧かないというんでしょうか。
エンジンがかからないのです。
おそらくは、
心の深いところまで疲れきっていたんでしょう。
では
「カフェでも行って読むか」
と考えるところですが
どうしてもそれだけはしたくない理由もありました。
何しろ
今回のミッションは、
あくまでも、
「自宅内で」有意義な読書をする、という
「自分自身との戦い」でもあるのだ!(←知らんがな)
◇
ならばと、
トイレで読んでみる。
意外といいかも。
しかし、徐々に尻が痛くなる。
落ち着かない。
加えて、冬は妙に寒い。
寒くて落ち着かない。
ダメ。
ならばと、
布団の中で読んでみる。
・・・
zzz
気づけば、寝てるではないか!
布団もダメ。
他の場所も試したが
どこもしっくりいかなかった。
「もはや自宅では本は読めないな」と、
半ばあきらめている自分がいた。
(※ここはプロフェッショナルの流儀風にwww)
心が疲弊しているからしょうがない、
そんな風に自分に言い聞かせた。(※同上)
「おれは、好きな本さえ読めないのか?」(パロ画像)
そんな自分が情けなくて仕方なかった。(※同上)
と、そんなとき、
何気に開いた雑誌に
「ビルのベランダで雑誌を読んでいる男」の写真が目に入りました。
私はそれを見て、
「いいなぁ〜」と軽くやり過ごし
ページをめくろうとしたときでした。
「おれもベランダで読んでみよっかな」
なんて思い直したんです。
ちなみに自宅はマンションで、
ベランダもあるにはあるんですが、
普段は「洗濯物干し場」としてしか利用してませんでした。
ですから
ベランダで本を読むという発想自体が元々なかったんです。
私は思い立ったが吉日と、
早速動いてみた。
ベランダに、
イスと小さなテーブルを置いた。
初夏でしたので気候は最適。
本を数冊と、コーヒーを片手に外に出る。
そして、本を開き、
読んでみた。
・・・
これがなんとも居心地がいい。
ものすごく集中できる。
それはいままでにない充実感でした。
最初からやっておけばよかったなと思うぐらいに。
全面には青空と、
低いビルの屋上を眺めながら本を読む。
時折聞こえる工事現場の音や、車のクラクションも耳障りではなかった。
外の空気を吸いながら、読む本は格別だった。
それは、
いつもの日常に小さな変化を加えた瞬間でした。
それは周囲から見れば
他愛もない小さなことであったかもしれません。
しかし私にとっては
ベランダで本を読むことが毎日のモチベーションとなったわけです。
「生きる糧」となったと言っても過言ではありません。
そこから徐々に
心の落ち着きと意欲を取り戻していった私は、
再び社会復帰していくこととなったのです。
終わりに
普段の生活に小さな変化を加えることで、
人生は好転するものです。
なんでもいいと思います。
例えば、思いついたところを記すと、
- 高級なボールペンを買ってみる
- 靴紐をかえてみる
- 一人カラオケに行ってみる
- 下駄で出歩く
- 枕をかえる
- 着信音をかえる
目的は、
「悪いリズムを崩すこと」
です。
まずは小さなところから
なんでもやってみましょう!
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