【書評】「悟りを開くためのヒント(斉藤啓一)」レビュー
Contents
この本を手に取った理由
斉藤啓一著の「真実への旅」がとても良かったので。
最新刊ということで著者の近況も知りたく。
あらすじ
著者の悟り探求の足あとを辿りつつ、
悟りに至るためのヒントを、禅の「公案」を交えつつ解説。
引用など
それにしても、
著者が多くの宗教団体やサークルに足を踏み入れていることには驚かされた。
「オウム神仙の会(オウム真理教の前身)」をはじめ、ヨガ系の新宗教団体、はたまたインドまで訪れてジャイナ教の修行に参加などされているようだ。
麻原彰晃とのエピソードも大変興味深かった。
時折、著者の愚痴っぽい口調が「クスっ」っと笑わせてくれたww
どうすれば悟れるのか?
「どうすれば・・」という問い自体が問題であって、
悟りは交換条件や取引ではなく、無条件であると。
防御の姿勢を解き、両腕を開かなければ、ハートも開かれないのである。
自分のありのままをさらけださなければ、一体感は得られないのだ。
人から気に入られるために自分を偽ったりせず、自分の長所も短所も隠さずに、自然体となり、自分自身であり続けることだ。— 「悟りを開くためのヒント」斉藤啓一 p286
こういう人におすすめ
こういう人におすすめ
- 本気で悟りたい人
- 人間関係に躓いている人
- 人生に疲れている人
総評
- 読みやすさ
- わかりやすさ
- コスパ
- 啓発度
- 信頼性
- 即効性
- 実用度
3.7
総 評
本の構成としては、結構大雑把な感じ。
色々詰め込み過ぎた感がある。
氏の結論としては、界隈のスピ系とほぼ同じ。
ただ、氏の紳士な態度は信頼性に富むもの。
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久々に入不二さんの本が読みたくなった。この方の本むずいから読破できるかどうか・・・
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斉藤啓一氏はうつ病で苦しんでおられるようだ(ブログより)。己と向き合うというのは、かくも困難ということか。