【書評】「自分の中に毒を持て」(岡本太郎)レビュー
この本を手に取った理由
Amazonで評価が高かったため。あと安かったww
あらすじ
人間・岡本太郎の生き様が書いてある。
「人間はどのように生きるべきか」
魂を鼓舞する熱いメッセージが多くあり。
引用など
ひさしぶりに勢いのある文章に出会った気がする。
本書より一部抜粋。
捨てれば捨てるほど、
いのちは分厚く、
純粋にふくらんでくる。
今までの自分なんか、蹴トバシてやる。
そのつもりで、ちょうどいい— 「自分の中に毒を持て」岡本太郎
安易な生き方をしたいときは、
そんな自分を敵だと思って闘うんだ。
たとえ、結果が思うようにいかなくたっていい。
結果が悪くても、
自分は筋を貫いたんだと思えば、
これほど爽やかなことはない— 「自分の中に毒を持て」岡本太郎
消されるなら、それで結構。
とことんまで闘う— 「自分の中に毒を持て」岡本太郎
食えなけりゃ食えなくても、
と覚悟すればいいんだ。
それが第一歩だ。
その方が面白い— 「自分の中に毒を持て」岡本太郎
何か、これと思ったら、
まず、他人の目を気にしないことだ。
また、他人の目ばかりでなく、
自分の目を気にしないで、
萎縮せずありのままに生きていけばいい— 「自分の中に毒を持て」岡本太郎
ぼくはつくづく思うのだが、
好奇心というのは、
そのように生命を賭けて挑む行動に裏打ちされなければ、
生きる感動としてひらかないのではないか— 「自分の中に毒を持て」岡本太郎
三日坊主に終わってしまうんじゃないか、
なんて余計な心配はしなくていい。
気まぐれでも、何でもかまわない。
ふと惹かれるものがあったら、
計画性を考えないで、
パッと、何でもいいから、
自分のやりたいことに手を出してみるといい
(中略)それでもし駄目なら──
つまりつづかなかったらつづかなかったでいいんだ。
いいと思うべきだ。
計画性なんていうことにこだわらず平気で捨ててみて、
つまらなかったらやめればいい— 「自分の中に毒を持て」岡本太郎
自分の運命を賭ければ、
必ず意志がわいてくる。
もし、意志がわいてこなければ
運命に対する真剣味が足りない証拠だ— 「自分の中に毒を持て」岡本太郎
社会のなかで自分がどういう役割を果たせるんだろうとか、
いろいろ状況を考えたり、
成果を計算したり、
そういうことで自分を貫こうとしても、
無意味な袋小路に入ってしまう。
今、この瞬間。
まったく無目的で、無償で、
生命力と情熱のありったけ、
全存在で爆発する。
それがすべてだ。— 「自分の中に毒を持て」岡本太郎
こういう人におすすめ
こういう人におすすめ
- ちょっと今元気が無い方
- 今一歩踏み出せない方
- 人生に迷いがある方
総評
- 読みやすさ
- わかりやすさ
- コスパ
- 信頼性
- 即効性
- 実用度
総評
文章に力がある。欺瞞なく生きる姿にとても共感した。
関連コンテンツ
これ読んでて、
今東光氏の本を思い出した。
これも超毒舌。
最新情報をお届けします
Twitter で空心をフォローしよう!
Follow @_cooshin