【書評】臨死体験を経て、末期癌から奇跡の生還を果たした女性、アニータ・ムアジャーニの実話ストーリー
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はじめに、今回も書評で
空心です。
さて、皆様まだまだ寒い寒い日が続きますが、
いかがお過ごしでしょうか?
私も外にはなるべく出ず、
引きこもり生活しています。
近況はそんなところで、
今回も書籍のレビューでもします。
Amazonでことのほかレビューがよかった臨死体験の本、
「喜びから人生を生きる! ―臨死体験が教えてくれたこと」を購入し読んでみました。
この本↓
本書のレビューの前に、
あくまでも私見ではありますが、
おおよそこのような方が読者対象となります。
こういう方におすすめ
- 大病を患っている方
- 人生に絶望している方
- 恐れの原因を知りたい方
こんな方にはあまりおすすめでない
- 左脳系スピリチュアルな方
一応、ご参考までにどうぞ。
本書のあらすじ(メイン部分)
末期癌を患っていた、著者であるアニータ・ムアジャーニが、病院内で危篤、そして臨死体験へと至ります。
臨死体験中は身体の痛みからも解放され、
アニータは時空を超えた世界の魅力に浸っていきます。
その解放感から、一度は「死」を選択するアニータでしたが、
既に亡くなっているはずの家族や知人と出会う中で、
「本当の自分」と向き合い、
自らがやり残した使命を思いだします。
結果的に、「生きる」ことを選んだアニータは、
生還後2〜3日にして癌が消えてしまうという奇跡を経験します。
ざっと、このようなストーリー展開で、
巻末には、アニータ・ムアジャーニの一問一答も掲載されています。
本書の感想、「病は気から」
病は気からといいますが、
ここまでくると確かに驚きですね。
プラシーボ効果の強力な実例といったところでしょうか。
同じ大病を患っている方も
本書の内容が身体的病いへの好アプローチとなるかもしれません。
気になった箇所、「過去も未来も変えられる」
アニータが臨死体験時において、
「医者の検査結果も自在に変えることができた」
という洞察の場面がでてきます。
つまり、「生きること」「死ぬこと」
どちらでも選択が可能だったというわけです。
このことからアニータは
過去も未来も決っていない、
過去も未来も変えることができる、という主張に至るわけですが、
果たして真実はいかがなものでしょうか。
参考引用:
「過去も未来も流動体のように感じられました。(p268)」
読後談、「左脳系の人には合わないかも」
アニータの奇跡の治癒や臨死体験自体に疑いの余地はないですが、
「なぜ病が治ったのか」というアニータなりの洞察に関しては、今一歩説得力に欠ける印象です。
内的宇宙の構造や病の原因を、
スピリチュアル的に、かつ、理知的に深く追求したい方は
ルドルフ・シュタイナーやダスカロスといった「左脳系スピリチュアル」な本がおすすめです。
如何せん、私自身が左脳系人間なもので。。
総 評
- 読みやすさ
- わかりやすさ
- コスパ
- 啓発度
- 信頼性
- 即効性
- 実用度
総 評
ホメオスタシスを存分に発揮した症例ともいいましょうか、
同じ境遇にいらっしゃる方の励ましになるのでは。
番外、左脳系スピリチュアル参考
シュタイナーの本↓
ダスカロスの本↓
シュタイナー神秘学のおすすめサイト↓ “本物のスピリチュアル”を探究するサイト,スピリチュアル、ヒーリング、神秘学の情報発信。東京・横浜を中心に、スピリチュアルセミナー、ヒーリング、講座・ワークショックを開催します。スピリチュアル・ティーチング ~ルドルフ・シュタイナーの神秘学~ | “本物のスピリチュアル”を探究するサイト
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